オリコン・メディカル
『患者が決めた!いい病院(近畿版)』
整形外科部門 14位
(患者11万人によるアンケートの結果、
田辺整形外科が掲載されました。)
80歳男性Yさんは、友人と外出をしたり自転車に乗って買い物に出かけたりと活動的な生活を送られていましたが、自転車とぶつかり転倒し大腿骨頸部骨折を受傷したため人工骨頭置換術を受けられました。
術後は、脱臼の危険性があるため股関節を過度に曲げたり内股の姿勢に制限が必要となります。入院中の活動量低下による筋力低下と術後股関節の動きが制限されるために、退院後も自宅内での移動や着替え、入浴などの動作が困難となっていました。そこで、ベッドの周囲の移動や入浴動作などの日常生活動作練習と自室やベッド上で行える筋力トレーニングを中心とした訪問リハビリステーションを開始しました。その結果3か月後には身の回りの動作や杖での歩行が安定してきたため、次のステップとして骨折前のような活動性の高い生活が送れることを目標に通所リハビリテーションへ移行し、リハビリを継続しました。手術後約1年半が経過した現在では、自信を持って外出できるようになり、友人と電車に乗って出かける事を楽しめる状態にまで回復されています。
当院では介護保険を利用した訪問リハビリステーションおよび通所リハビリステーションを実施しています。利用者様の身体状況や生活環境を総合的に評価し、その時期に必要なリハビリテーションを切れ間なく継続的に提供してまいります。